千葉県木更津市は、東京湾に面し、江戸時代から続く港町として発展してきました。東京湾アクアラインが開通したことにより大型商業施設も進出し、住みやすい街として人気です。中でも「子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)」や「ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業制度」等、ひとり親の支援を積極的に実施し、長期にわたって生活できる基盤づくりを推進。また、高齢者世帯に向けた助成金や高齢者のための介護支援サービスも充実し、高齢化社会に対応した制度を構築しています。(最新の内容は、木更津市へお問い合わせください)
子育て・教育支援
妊娠・出産の支援・助成
木更津市では、妊娠・出産における経済的支援の一環として、木更津市に住民票を有する妊産婦の方々へ「出産・子育て応援給付金」を支給。子育て世代の経済的負担を軽減しています。他にも産後2週間、産後1ヵ月の間もない時期に行われる「産婦健康診査」の一部費用を助成。また、生まれて間もない赤ちゃんを対象とした「新生児聴覚スクリーニング検査」の一部費用も助成するなど、子育て世代とその母親に寄り添った支援策を実現しています。このように木更津市では妊娠・出産から子育てまでを包括的にサポートし、子育て環境の向上に努めています。
- 妊産婦の方へ「出産・子育て応援給付金」の支給
- 出産時に「出産育児一時金」の給付
- 14回分(多胎妊娠は16回分)の「妊婦健康診査受診票」の交付
- 産後2週間、及び産後1ヵ月の間もない時期に医療機関にて行われる「産婦健康診査」の一部費用を助成
- 生まれて間もない赤ちゃんを対象とした耳の検査「新生児聴覚スクリーニング検査」にかかる一部費用を助成
- 特定不妊治療、及び男性不妊治療に要した特定不妊治療費の一部を給付
子育ての支援・助成
木更津市では、子育て世帯の経済的負担を軽減し、子育て環境を整備するため様々な取り組みが行われています。中学生以下の児童を養育している方へ「児童手当」を支給。また、近年の物価高騰による支出増加の影響を受ける低所得世帯に対して「子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯以外)」を支給するなど、多様な生活背景の中で生きる子どもたちに等しく健やかな成長を約束できるよう、独自の支援策を展開しています。さらに、障がいを持った児童へのサポートも手厚く実施。常に介護が必要な障がいを持った児童には「特別児童扶養手当」や「障害児福祉手当」を支給するだけでなく、児童を介護している方に対しても「心身障害児童福祉手当」を支給しています。
- 中学生以下の児童を養育している方に対し、「児童手当」の支給
- 父母死亡、または精神や身体に障がいを有する方に対し、「遺児手当」の支給
- 障がいを持った児童を家庭で養育している方に対し、「特別児童扶養手当」の支給
- 常に介護が必要な障がいを持った児童に「特別児童扶養手当」の支給
- 常に介護が必要な障がいを持った児童に「障害児福祉手当」の支給
- 障がいを持った児童を介護している方に対し、「心身障害児童福祉手当」の支給
- 物価高騰による支出増加の影響を受ける低所得の子育て世帯に対して「子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯以外)」を支給
教育に関する支援・助成
木更津市では、令和元年より幼児教育と保育の無償化が始まり、認定こども園、保育所、幼稚園などの保育料が無償化になった他、教育支援の強化のために様々な支援をしています。その一環として、経済的理由により修学が困難な方々へ、高等学校や大学の入学資金の支給と奨学資金の貸し付けを実施。これにより経済的な困難さを抱えつつも向学心のある若い世代へ、高等教育の機会を提供しているのです。また、中学3年生が英検3級を受験した場合の検定料を年に1回に限り全額補助するなど、語学教育の平等性や質の向上も目指し、学びと成長の機会の提供に努めています。
- 3~5歳児、及び非課税世帯の0~2歳児を対象に、認定こども園、保育所、幼稚園等の保育料を無償化
- 児童を小・中学校に就学させる際に経済的理由でお困りの方に対し学用品費、給食費などを援助
- 経済的理由により修学が困難な方に対し入学資金の支給と奨学資金を貸し付け(高等学校・大学の奨学金)
- 中学3年生が英検3級を受験した場合の検定料を年1回に限り全額補助(英検検定料補助制度)
医療費の助成
木更津市では、市内に住民登録のある子どもたちへ、保険診療の範囲内で医療費を給付しています。また、慢性疾患による長期療養が必要な18歳未満の児童には「小児慢性特定疾病医療費助成制度」により医療費を助成。他にも、風しん感染拡大の防止と先天性風しん症候群の発生予防を目的に、風しん抗体検査の結果で抗体価が低い方に対し、「風しんワクチン予防接種費用」の一部を給付しています。このように木更津市では子どもたちの健康と生活の質の向上を目指すための綿密な医療支援体制が備えられています。
- 木更津市に住民登録のある子どもに対し、保険診療の範囲内で医療費を給付
- 県外で児童の定期予防接種を希望する保護者に対し、費用の全額、または一部を償還払で助成(定期予防接種償還払制度)
- 「風しんワクチン予防接種費用」の一部を給付
- 慢性疾患により長期療養が必要な18歳未満の児童等に対し、医療費を助成(小児慢性特定疾病医療費助成制度)
- 18歳未満で身体に障がいがある、または手術などにより確実に治療効果が期待できる人に医療費を助成[自立支援医療(育成医療)]
ひとり親家庭への支援・助成
木更津市では、ひとり親家庭の生活の自立支援のため、様々な施策を展開しています。「児童扶養手当」を給付する他、修学資金や修行資金などの貸し付けを実施。経済的に大きな負担を担うひとり親家庭の保護者の方々とその子どもたちが、日々の生活や学校生活を安心して過ごせるように独自の支援策を打ち出しています。また、ひとり親の方が、「木更津市ファミリー・サポート・センター」を利用した場合の費用の一部も助成。子育て支援に偏りがないよう、より包括的なサポートが実現できるように、行政と地域と人々が一体となり、子どもたちの健やかな成長を支えています。
- ひとり親家庭へ「児童扶養手当」の給付
- ひとり親で20歳未満の児童を扶養している方が資格取得や技能取得などの講座を受講した場合に「自立支援教育訓練給付金」の支給
- 養成機関に在学し資格取得を目指すひとり親家庭の親に、入学準備金と就職準備金を貸し付け(ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業)
- 低所得のひとり親世帯へ「子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)」の支給
- 母子家庭・父子家庭・寡婦の方に対し修学資金や修行資金などを貸し付け
- 木更津市に住所を有するひとり親の方が、木更津市ファミリー・サポート・センターを利用した場合の一部費用を助成(木更津市ひとり親等ファミリー・サポート・センター利用助成事業)
木更津市は、子育て家庭や高齢者世帯を支援するための助成金やサービスを提供しています。
子育て家庭向けの支援としては、高額な医療費のかかる特定不妊治療費の一部を助成する「特定不妊治療費」の給付や、幼児の医療費の無償化などを実施。また、高齢者世帯向けの支援としては、寝たきり等の高齢者を介護する家族へ向けた「家族介護慰労金」を支給するなど手厚い支援があります。交通アクセスの良さや自然に恵まれているという利点からも、木更津市は県内でも注目度の高い地域です。